近年、ソフトウェア開発におけるObservability(観測性)の重要性がますます高まっています。通常、本番環境にモニタリング環境を導入しますが、ローカル開発でも同じ環境を簡単に起動できることが理想的です。この記事では、ローカル環境でo11yスタックを迅速に立ち上げ、実際に使用できるサンプルを通じて、その手法とメリットを詳しく解説します。
GoでAPIサーバーを構築していると、「エラーログがでたけどこのログはどのリクエストに紐づいているんだっけ?」となることが多々あります。traceは主に処理時間の内訳や呼び出しの依存関係を示してくれますが、スパンのコンテキストにいろんな値を保持しておき、それをエラーログと結びつけることでデバッグに便利に使えます。また、自身でtraceやlogの記録・可視化を行う環境を構築することは面倒ですが、GrafanaCloudの無料枠を使うとこれが快適に行えるので今回はこれを活用します。
webアクセスのHTTPステータスがどうなっているか、レスポンスタイムがどれくらいかを可視化したいですよね。promtailを使うとログを転送すると同時にログ内容を解析してメトリクス化ができるので、その機能を使ってこれを実現してみました。
この記事はNeosVR Advent Calendar2022 15日目の記事です。
3枚目が作られていたのでうっかり甘えて登録してしまいましたが、実際この記事はNeosVR本体の内容が殆どなく、サーバー運用の話が99%の特殊な記事となっているので賞味番外編です。 「こういうのもあるんですね」という気持ち流し読みしていただけたら幸いです。
AWS Lambdaは非常に手軽なのですが、その手軽さ故監視が疎かになりがちですよね。今回はCloudWatchアラームを使ってLambdaの失敗を通知してみるようにしたのでその紹介です